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iClone8 × AI Render徹底解説|インストールからフォトリアル化までの完全ガイド

iClone8 × AI Render徹底解説
目次

はじめに

近年、AIによる画像生成や動画生成の進化は著しく、3Dキャラクターを「実写のように」動かすことが現実になってきました。
特に注目されているのが、Reallusionが2025年にリリースした公式プラグイン 「AI Render」 です。

このプラグインを使えば、iClone 8やCharacter Creator 4(CC4)で作った3Dキャラクターやアニメーションを、AIスタイルでレンダリング可能
しかも、複雑なプロンプト入力は不要で、ワンクリックでフォトリアル化やアニメ調変換ができるのが最大の魅力です。

AI Renderとは?

Reallusion公式のAIプラグイン

AI Renderは、Reallusion社が公式に提供しているプラグインで、iClone 8.54以降/CC4.54以降に対応。
ベータ版として提供中ですが、すでに多くのクリエイターが導入を始めています。

導入前に必要な環境

推奨PCスペック

  • GPU:RTX 3070以上(VRAM 8GB以上推奨)
  • ストレージ:ComfyUIやAIモデル導入で最低80GB以上(100GBあれば安心)
  • 推奨環境:デスクトップPC(ノートでも動作は可能)

必要ソフトウェア

  • iClone 8.54 以降
  • Character Creator 4.54 以降

AI RenderはiClone 8のプラグインなので、iClone 8本体が必要になります。
定価で599ドル!です。30日間のトライアルも存在します。

インストール方法については、公式チュートリアルを参考にしてください。

英語ですが、日本語字幕を表示させれば問題ないかと。

AI Renderのインストール手順

公式サイトからパッケージをダウンロード

②ZIPファイル解凍後にパッチを実行

  • 最初に必ず「パッチ用exe」を起動する
完了したら、「OK」で閉じます

③Disk1フォルダ内にあるsetup.exeを実行

起動確認

  • iCloneを起動後、メニューに「AI Render」が追加されていれば成功

AI Renderの使い方(基本ワークフロー)

AI Renderを使ったレンダリング手順は以下の5ステップです。

1. キャラクターを配置

  • iCloneでキャラクターをシーンに置く

2. AI Renderを起動

  • メニューから「AI Render」を選択
  • ComfyUIの起動をするため「OK」をクリック
  • 「Lunch」をクリック

👉 コマンドプロンプトは閉じないこと!

  • このアイコンが緑色になったら起動完了。再度「AI Render」をクリック

3. プリセットを選択

  • 「Photorealism」「Cinema」「2D Manga」などを選択し、「Apply」をクリック

4. Previewを実行

  • Previewをクリック
  • モデルが不足している場合、ダウンロード画面が表示される
  • 必要なモデルを確認し、インストールを実行


  • インストール完了後、再度Previewをクリックすると、iCloneのキャラ情報がComfyUIへ送られ、AI変換開始

5. 結果を確認

  • 変換完了後にプレビューが表示される
  • サムネイルを右クリックして「Browse」選択で、生成データやComfyUIワークフローを確認できる
  • 左:iCloneの元キャラ、右:AI Render変換後のキャラ

いい感じに実写スタイルになっています!

まとめ|AI × 3Dで誰でも映像制作の時代へ

AI Renderは、

  • iCloneの正確なモーション制御
  • AIによるスタイル変換

を掛け合わせることで、誰でも短時間で映画的な映像を作れる画期的なプラグインです。

導入からレンダリングまでは以下の流れ:

  1. キャラ配置
  2. AI Render起動
  3. プリセット選択
  4. Apply → Preview
  5. Browseで確認

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