Stable Diffusion用のプロンプトジェネレーターを作ってみました

記事のアイキャッチ画像の女性のイラスト
この記事で解決する疑問

Stable Diffusionではどのようなプロンプト(呪文)を使えばいいのか?
思い通りの美女の絵を出すプロンプト(呪文)を簡単に作るには?

目次

プロンプトジェネレーターを作ろうと思った経緯

Stable Diffusionは使える状態にはしたが、どのようなプロンプト(呪文)を入力したら、思い通りの美女を作り出すことができるのか。そう悩んでいる方もいると思います。私もそうでした。

Stable Diffusionのプロンプトのルールは「プロンプトは英語で入力し、単語同士はカンマで区切る」となっています。
それだけではさっぱり分からないので、ネットで色々と検索してみたりします。

しかし、色々な人が様々なプロンプトについて語っていて、正直、情報が多すぎて全体的な決まりやルールが掴めない状況になっています。自分で画像を生成しようとなった時に、そのような不便さを感じました。

なので、簡単なチェックでルール決めされたプロンプト文が出力されるサービスを作ってみました。

Simple Prompt

プロンプトジェネレーターの使い方

現時点では、主に女性の人物画像を生成するためのプロンプトジェネレーターになっています。

各カテゴリーをクリックするとオプション画面が開きます。

必要なオプションを選択して「決定して次へ」をクリックするとプロンプトに反映されます。

複数選択が適当なカテゴリーはチェックボックス形式になっています。選択を変更する場合は、チェックを外すか「クリア」ボタンをクリックしてください。

「強調する」にチェックを入れると単語が”( )”で囲まれて、その単語は強調されるようになります。

必要に応じて自由プロンプトを入力してください。プロンプトの最後に反映されるようになります。

オプションの選択が完了したら「Copy」して、Stable Diffusionのプロンプト入力欄に貼付けて使用してください。

「Reset」ボタンでプロンプトがクリアされます。

なお、「高画質」カテゴリーはデフォルトで入れておくような単語なので、チェック済みにしてあります。

サンプル画像について

サンプル画像をクリックすると、その画像を生成した時に使用したプロンプトが表示されます。

各画像の下には使用したモデル名を表示してあります。サンプル画像は、10〜15回の出力結果から選んだものです。
各パラメーターは以下の通りです。

  • Sampling method:DPM++ 2M Karras(イラスト系), DPM++ SDE Karras(写真系)
  • Sampling steps:20
  • Width:512
  • Height:512
  • Hires.fix:ON
  • Upscale by:2
  • Batch count:1
  • Batch size:1
  • CFG Scale:7
  • Seed:-1
  • Script:None

ネガティブプロンプトについて

ネガティブプロンプトについても、一例を表示してありますので、必要に応じてコピペして使ってください。

“EasyNegative”は、embeddingで”EasyNegative”を設定している場合に使用してください。

画像生成のやり方

画像を生成するためには、自分のPCにStable Diffusionをインストールするか、Google Colabなどのクラウド環境にインストールする必要があります。

お手軽なのはクラウド環境にインストールする方法です。やり方については以下の記事を参考にしてみてください。

でも、とりあえずすぐにでも試してみたい方は、公式のWebサービスを使ってみてください。

Clipdrop

写真系の画像なら、なんとなくそれらしいものが出力されます。NSFW(職場閲覧注意的なもの)系は残念ながら出力することはできませんが。

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