画像生成AI界の王者、Midjourney(ミッドジャーニー)が、ついに次なる進化「Version 7(V7)」の姿を見せ始めました。2025年3月26日に行われた最新のオフィスアワーでは、V7に関する詳細情報や今後の機能展開、そして“あの”秘密プロジェクトの予告まで、盛りだくさんの内容が公開されました。
今回はその内容をわかりやすく、そして熱量を込めてお届けします。
V7の進化:V6から1年4ヶ月の沈黙を破って登場
まず注目すべきは、V6からV7までのスパン。
2022年2月にV1が公開されてから、V6が登場したのは2023年12月。1年10ヶ月という怒涛のアップデートラッシュから一転、V7は約1年4ヶ月の開発期間を経て、ついに2025年4月のローンチが予定されています。
この変化は、Midjourneyが「速さ」よりも「深さ」を選び、本質的なクオリティ向上を目指した証拠とも言えるでしょう。
プロンプト理解力が劇的進化!「失敗プロンプト成功率70%」の衝撃
V7では、以前うまく生成できなかったプロンプトの成功率が70%にまで改善されています。つまり、「こういうのを出したいけど、なかなか伝わらない…」というモヤモヤが、大幅に解消される見込みです。
初期テストでは100名ほどのガイド・モデレーターが使用し、非常にポジティブなフィードバックを寄せているとのこと。
Omni-Reference(オムニ・リファレンス):顔やロゴが崩れない神機能
V7の目玉となるのが、「Omni-Reference」機能。
これは、人物の顔・ロゴ・オブジェクトなどを、Midjourneyの美学を保ったまま、正確に再現できる機能です。これまで難しかった「顔の安定表現」や「ブランド再現」が、ようやく現実に。
トレーニングは既に開始されており、今週末からのテスト→微調整→段階的な導入が予定されています。
Style Reference(S-Ref)も進化中
人気のスタイルリファレンス(S-Ref)機能もアップデート予定。V6との互換性確保に苦戦しつつも、近い将来より精度の高い形で生まれ変わるようです。
画質と一貫性がV6を圧倒
V7の描画結果は、V6よりも明確に上位互換。特に「画質」と「一貫性」は飛躍的に向上しており、キャラクターや構図のブレが少なくなっています。
ただし、「バリエーションの幅」が若干抑えられている傾向もあるため、多様性を求める際は明示的なプロンプト指定が必要かもしれません。
アップスケーラー & インペインティングも強化予定
- 4倍高画質アップスケーラーが鋭意開発中
- インペインティング(画像の一部修正)も、高速&高品質化へ向けてトレーニング中
インターフェース:リアルタイムもバッチも進化へ
- レイヤー・スマート選択などを統合した編集機能
- リアルタイムUIは、処理速度の最適化とともに提供予定
- バッチ処理用インターフェースも、さらなる改良中
動画生成モデルも進行中!
Midjourneyもついに動画生成の時代へ突入。
「手袋をはめた(gloves on)」状態で、安全かつコスパ重視の動画モデルが先行リリースされ、その後には「手袋を外した(gloves off)」本気モードの高品質版も登場予定とのこと。
ストーリー機能や3D構想も着々と
ストーリーテリング用のプロトタイプも開発中で、V7の一貫性向上がこの分野にも大きなメリットをもたらすとのこと。
3D機能については「まだすぐではないが、社内デモレベルでは実用的」との報告もあり、今後の展開が楽しみです。
秘密プロジェクトが2つ、準備中
詳細は伏せられていますが、Midjourneyは現在2つの大型プロジェクトを秘密裏に進行中とのこと。単なるビジネス指標では測れない、未来志向の試みに期待が高まります。
やっぱりMidjourneyは特別だ
オープンAIの新しい画像モデル「GPT-4o」も話題になったばかりですが、やはりMidjourneyの「気まぐれで美しい、猫のような挙動」は唯一無二。
驚き、遊び心、意外性。
それがMidjourneyの魅力であり、V7ではそれがさらに磨かれる予感がします。
次のアップデートは、ただのバージョンアップではありません。これは”進化”です。
V7アルファは来週から!正式導入は4月予定
いよいよ来週からV7のアルファテストが始まり、1ヶ月以内には正式リリース予定。
生成AIの最前線を走り続けるMidjourneyから、ますます目が離せません!
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