Midjourney V7を使って「Japanese woman」などのプロンプトを入力すると、生成される画像が古いフィルム写真のようなレトロな雰囲気になることがあります。

本記事では、この現象の原因と、現代的な画像を生成するための具体的な対策を解説します。
目次
原因:学習データとプロンプト解釈の傾向
Midjourney V7は膨大な画像データをもとに学習していますが、「Japanese woman」や「Japanese」などのキーワードに対して、過去の日本映画や写真集、レトロなファッションなどのイメージが多く含まれている可能性があります。
そのため、特に指定しなくても自動的にレトロな色調や雰囲気が反映されやすくなっています。
また、V7ではパーソナライズ機能が強化されており、ユーザーの過去の評価や生成傾向も影響します。
これにより、レトロな画像を好むユーザーには、よりその傾向が強く現れることがあります。
対策:プロンプトの工夫で現代的な画像を生成
現代的なキーワードをプロンプトに追加
- modern(現代的)
- contemporary(現代風)
- 2020s(2020年代)
Portrait photo of a beautiful Japanese woman, walking down the street in 2020s Tokyo

除外キーワードを設定
“–no”をプロンプトの末尾に付けてその要素を除外する
- –no retro
- –no cinematic
- –no film
Portrait photo of a beautiful Japanese woman, walking down the street in Tokyo --no cinematic

現代的な登場人物にする
具体的なシチュエーションや服装、背景を現代風に指定することで対処する
A photo of a young Japanese female rapper in hip-hop fashion, performing live performance in Shinjuku, Tokyo

まとめ
Midjourney V7で「Japanese woman」と入力するとレトロな画像が生成されやすいのは、学習データとプロンプト解釈の傾向によるものです。
現代的な画像を得たい場合は、プロンプトに「2020s」などのキーワードを加え、具体的なシチュエーションを指定することが有効です。プロンプトの工夫で、理想のイメージに近づけていきましょう!
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